2025年7月19日(土)・20日(日)豊年祭 / 八重山諸島 鳩間島(竹富町)

2025年7月19日(土)・20日(日)の2日間、今年も八重山諸島の鳩間島にて、収穫の後に神への豊作の感謝と祈願を込めて「豊年祭」が開催されます。

鳩間島 豊年祭の見どころ・ハイライト

エメラルドグリーンの海に囲まれた“音楽の島”として知られる鳩間島。その小さな島が一年で最も活気に包まれる時が、旧暦6月に開催される「豊年祭」です。鳩間島では、子孫繁栄の神カムラーマが登場し、船漕ぎ神事や綱引きが催されます。

八重山の特徴がよく出ていると言われる豊年祭は、竹富島、小浜島、西表島、黒島、鳩間島、新城島で行われます。エメラルドグリーンの海に囲まれた鳩間島は人口わずか約50人ほどですが、“音楽の島”としても知られています。参照 鳩間島音楽祭
過去開催時の様子

【初日の奉納芸能】

鳩間島の豊年祭の魅力は、何と言ってもそのアットホームな雰囲気に包まれた、島民総出で作り上げる一体感にあります。一日目の夕方からは、島の広場で奉納芸能が披露されます。子どもたちの愛らしい踊りから、力強い棒術、女性たちのしなやかな舞まで、島に代々受け継がれてきた伝統文化が次々と披露され、観客を魅了します。

【二日目の大綱引き】

そして二日目のハイライトは、島を東西に分けた「東組」と「西組」による大綱引きです。老若男女、島民全員が参加し、互いの勝利を願って渾身の力を込めて綱を引きます。勝負が決まるたびに沸き起こる歓声と、勝者も敗者も関係なく肩を組み、喜びを分かち合う姿は、まさに鳩間島の絆の強さを物語っています。綱引きの後は、再び奉納芸能や打ち上げが行われ、祭りの熱気は最高潮に達します。

鳩間島の豊年祭は、かつて海難事故が多発し、子どもが少なかった時代に、島を守ってくれた神々への感謝と島の未来への願いが込められた大切な伝統行事です。訪れる観光客も、単なる傍観者ではなく、島の文化と歴史に触れてみましょう。

※観光客も観覧可能ですが、あくまで島の伝統的な儀礼です。観覧する際はマナーを大切に!
※御嶽への勝手な立ち入りは辞めましょう。撮影禁止の場所などに留意しましょう。
※飲み物や軽食などは、事前に準備しておきましょう。ランチ持参がオススメ。
※ごみは必ず持ち帰りましょう。
※日差しが非常に強いため、熱中症対策(帽子、サングラス、日焼け止め、水分補給)を万全に。

鳩間島の詳細地図

※イベントの開催情報は変更になる場合があります。必ず公式サイトなどでご確認ください。

過去の鳩間島 豊年祭の様子

鳩間島 豊年祭の概要

開催日時
2025年7月19日(土)・20日(日)
会場
鳩間島内(主に島の広場、集落内、海岸など)
(〒907-1544 沖縄県竹富町鳩間)
アクセス
* ユーグレナ石垣港離島ターミナルから高速船で約1時間。鳩間港下船。フェリーは本数が限られているため、往復のチケットや宿泊の手配は早めに!
* アクセス詳細 竹富町の島々へのアクセス – 竹富町観光協会
お問い合わせ
竹富町観光協会 Tel:0980-82-5445
サイト
鳩間島 – 竹富町役場
イベント – 竹富町観光協会
イベント
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