2023年9月29日(金)、糸満市の県道256号線(旧国道331号)白銀堂~糸満ロータリー間にて、沖縄三大大綱曳きの一つである「糸満大綱引」が行われます。
糸満大綱引の見どころ・ハイライト
「糸満大綱引」は、毎年旧暦の8月15日に五穀豊穣と大漁祈願、家内安全、無病息災を祈る神事です。南北に分かれた雌雄の綱の結合によって実りを予祝し、勝負の結果で吉凶を占う伝統行事です。沖縄三大大綱曳きの一つです。
【沖縄三大大綱曳き】
- 那覇大綱挽(毎年10月のスポーツの日の3連休の中日(日))
- 糸満大綱引(毎年旧暦8月15日)
- 与那原大綱曳
糸満大綱引では、綱引きの当日に大綱作りをすることも特徴の一つです。県道256号線(旧国道331号)の糸満ロータリーと白銀堂の間は交通規制が敷かれ、雄綱・雌綱合わせて約180メートル、最大直径約1.5メートルもの県内最大級の2本の綱を制作。綱作りに用いられる稲藁(わら)は総重量で約10トンにも及びます。
午後には、大綱引の前に「道ズネー」と呼ばれるパレードが行われます。「「ゆがふう」「かりゆし」の旗頭を先頭に1,000人以上の市民が参加。琉球舞踊や歌、子供エイサーなどを披露しながら2キロメートルを練り歩きます。
パレード後の夕方、字内の人々が東(アガリ)と西(イリー)に分かれて大綱引きが行われます。
綱を引き合う前に、東と西の両側から棒旗や棒術、獅子舞などの出し物、シタク(支度)と呼ばれる伝説上の人物に扮した若者が綱の中央でのにらみ合いも大きな見どころのひとつです。力自慢の男性たちが体をぶつけ合う迫力も、見る者を圧倒します。
糸満大綱引は、衆人綱(スニンジナ)、万人綱(マンニンジナ)とも呼ばれ、誰でも参加して綱を引くことが出来ます!
2023年糸満大綱引のスケジュール
タイムテーブル
- 08:00~13:00大綱作り
- 13:00~14:00道ズネー出発式
- 14:00~17:00道ズネー
- 17:00~18:00大綱引
旧暦の8月15日にあたる2023年の9月29日(金)は、稲の収穫儀礼と五穀豊穣、子孫繁栄を願い、沖縄県内各地で、綱引きや棒術などの伝統行事が沖縄各地で行われます。
県道256号線(旧国道331号)の白銀堂~糸満ロータリー間の詳細地図
※イベントの開催情報は変更になる場合があります。必ず公式サイトなどでご確認ください。
過去に行われた糸満大綱引の様子(動画ファイル)
糸満大綱引の概要
- 開催日時
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2023年9月29日(金)14:00~18:30
- 開催地
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県道256号線(旧国道331号)の白銀堂~糸満ロータリー間。
(〒901-0361 沖縄県糸満市糸満) - アクセス
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* 那覇空港から糸満ロータリーまで県道256号線(旧国道331号)を南下して約12キロ、約20分。
* ゆいレール「那覇空港駅」から「赤嶺駅」。「赤嶺駅前バス停」から路線バス89番で、糸満バスターミナルへ。
* 那覇旭橋バスターミナルから路線バス89番で、糸満バスターミナルへ。
※当日、県道77号線の糸満小学校~糸満ロータリー、国道331号の白銀堂~糸満ロータリー間で交通規制有り。 - 入場
- 無料
- 主催
- 糸満大綱引行事委員会
- お問い合せ先
- 糸満市役所観光・スポーツ振興課 Tel 098-840-8135
- 公式サイト
- 糸満の綱引き行事 – 糸満市役所