2024年9月17日(火)、糸満市の県道256号線(旧国道331号)白銀堂~糸満ロータリー間にて、沖縄三大大綱曳きの一つである「糸満大綱引」が行われます。
糸満大綱引の見どころ・ハイライト
「糸満大綱引」は、毎年旧暦の8月15日に五穀豊穣と大漁祈願、家内安全、無病息災を祈って開催される、沖縄三大大綱曳きの一つです。
例年、県道256号線(旧国道331号)白銀堂~糸満ロータリー間が歩行者天国となり、雄綱、雌綱の2本の綱をつなぎ合わせて綱引きを行い、勝負の結果で吉凶を占います。
糸満大綱引では、綱引きの当日に大綱作りをすることも一つの特徴です。県道256号線(旧国道331号)の糸満ロータリーと白銀堂の間は交通規制が敷かれ、雄綱・雌綱合わせて約180メートル、最大直径約1.5メートルもの県内最大級の2本の綱を制作します。綱作りに用いられる稲藁(わら)は総重量で約10トンにも及びます。
午後には、大綱引の前に「道ズネー」と呼ばれるパレードが行われます。「ゆがふう」「かりゆし」の旗頭を先頭に1,000人以上の市民が参加。琉球舞踊や歌、子供エイサーなどを披露しながら2キロメートルを練り歩きます。
パレード後の夕方、字内の人々が東(アガリ)と西(イリー)に分かれて大綱引きが行われます。
綱を引き合う前に、東と西の両側から棒旗や棒術、獅子舞などの出し物、シタク(支度)と呼ばれる伝説上の人物に扮した若者が綱の中央でのにらみ合いも大きな見どころのひとつです。力自慢の男性たちが体をぶつけ合う様子は迫力満点!
糸満大綱引は、衆人綱(スニンジナ)、万人綱(マンニンジナ)とも呼ばれ、誰でも参加して綱を引くことが出来ます!
旧暦8月15日は、2024年は9月17日(火)にあたります。稲の収穫儀礼と五穀豊穣、子孫繁栄を願い、沖縄県内の各地で、綱引きや棒術などの伝統行事が沖縄各地で行われます。
旧暦8月15日の夜(十五夜)に見える月は「中秋の名月」と呼ばれますが、2024年の「中秋の名月」は満月ではなく、翌日の9月18日が満月となります。
県道256号線(旧国道331号)の白銀堂~糸満ロータリー間の詳細地図
糸満ロータリー, 県道77号糸満与那原線, 糸満, 糸満市, 沖縄県, 901-0361, 日本
※イベントの開催情報は変更になる場合があります。必ず公式サイトなどでご確認ください。
過去に行われた糸満大綱引の様子
糸満大綱引の概要
- 開催日時
-
2024年9月17日(火)14:00~18:30
- 開催地
-
県道256号線(旧国道331号)の白銀堂~糸満ロータリー間。
(〒901-0361 沖縄県糸満市糸満) - アクセス
-
*那覇空港から糸満ロータリーまで県道256号線(旧国道331号)を南下して約12キロ、約20分。
*ゆいレール「那覇空港駅」から「赤嶺駅」。「赤嶺駅前バス停」から路線バス89番で、糸満バスターミナルへ。
*那覇旭橋バスターミナルから路線バス89番で、糸満バスターミナルへ。
※当日、県道77号線の糸満小学校~糸満ロータリー、国道331号の白銀堂~糸満ロータリー間で交通規制有り。 - 入場
- 無料
- 主催
- 糸満大綱引行事委員会
- お問い合せ
- 糸満市役所観光・スポーツ振興課 Tel 098-840-8135
- 公式サイト
- 糸満市