
2023年10日29日(日)、うるま市の安慶名闘牛場にて、「第36回全島獅子舞フェスティバル」が開催されます。沖縄県内各地の伝統ある獅子舞が大集合し、特色ある舞いをダイナミックに披露します!
第36回全島獅子舞フェスティバルの見どころ・ハイライト
「全島獅子舞フェスティバル」は、沖縄各地で受け継がれている獅子が一堂に会して、勇壮な舞を披露する獅子舞のフェスティバルです。民俗芸能である獅子舞の保存・継承・発展を目的としており、毎年、県内から数団体を招待して開催されます。
沖縄本島中部のうるま市具志川地区は、昔、獅子が住んでいたという伝説がある獅子山があり、7つの字で獅子舞が保存されている獅子舞ゆかりの地です。
獅子舞は、悪霊を祓い、五穀豊穣や地域に繁栄をもたらすとされています。例年、旧暦9月15日直近の日曜日、うるま市の野外にある安慶名闘牛場に、沖縄県内各地の伝統ある獅子舞が大集合。それぞれの特色ある舞いをダイナミックに披露して、会場を盛り上げます。
沖縄の獅子舞は、本土の獅子舞とは異なり、体全体が毛に覆われています。沖縄県各地域ごとに由来や獅子型も違っています。全島に約150を超える様々な獅子舞があると言われています。
会場となる安慶名闘牛場は、安慶名城跡(史跡)のある岩山の裏手、安慶名城跡公園内にある、すり鉢状の闘牛場です。
「安慶名闘牛場」(あげなとうぎゅうじょう)は、うるま市の中央部、安慶名中央公園内にある闘牛場です。県内有数の規模で、約3000人の観客を収容できます。近年、闘牛大会の多くは、沖縄県初のドーム型闘技場「うるま市石川多目的ドーム」で開催されますが、現在でも年に1、2回、「安慶名闘牛場」で闘牛大会が行われています。
【2023年の出演団体】
順不同
- うるま市勝連南風原獅子舞保存会
- うるま市上江洲獅子舞保存会
- うるま市江洲獅子舞保存会
- 八重瀬町志多伯獅子舞・棒術保存会
- 那覇市首里汀良町獅子舞保存会
- 琉球古武道太鼓
- 現代版組踊「肝高の阿麻和利」
安慶名闘牛場へのアクセス
- 那覇バスターミナルから、21・63・77・90番の路線バスに乗車、1時間20分。バス停「旧安慶名」下車、徒歩約10分。
- 那覇空港から沖縄自動車道経由で約40キロ、約1時間。沖縄北ICから約30分。
- 駐車場:例年、イベント当日はうるま市民芸術劇場(うるま市字175)に臨時駐車場が設置されます。駐車場から会場までは無料シャトルバスが運行します。
入場は無料ですが、会場の混雑によって入場を制限する場合があります。早めに来場しておきましょう!
安慶名闘牛場の詳細地図
※イベントの開催情報は変更になる場合があります。必ず公式サイトなどでご確認ください。
過去の「全島獅子舞フェスティバル」の様子(動画ファイル)

第32回 全島獅子舞フェスティバル 6「金武町 並里獅子舞」
2017年11月5日に うるま市安慶名の旧闘牛場で開催された「全島獅子舞フェスティバル」から、金武町・並里獅子舞の演舞です。

第32回 全島獅子舞フェスティバル 1「沖縄市 古謝獅子舞」
2017年11月5日に うるま市安慶名の旧闘牛場で開催された「全島獅子舞フェスティバル」から、沖縄市・古謝獅子舞&和太鼓集団「古謝飛龍太鼓」のコラボです。
第36回全島獅子舞フェスティバルの概要
- 開催日時
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2023年10月29日(日)18時開演。
※雨天中止 - 会場
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安慶名闘牛場(〒904-2214 沖縄県うるま市字安慶名1076)
※雨天時は、市民芸術劇場(うるま市字仲嶺175)。 - 入場
- 無料
- 主催
- うるま市教育委員会
- 共催
- 沖縄タイムス社
- お問い合せ
- うるま市教育委員会 文化財課 Tel:098-923-7182
- 公式サイト
- 第36回全島獅子舞フェスティバル – うるま市