令和6年首里城復興祭 / 那覇市・那覇市国際通り、首里城公園

2024年11月2日（土）～4日（月・休）の3日間、今年も那覇市の首里城公園、および那覇市国際通りにて、「2024年首里城復興祭」が開催されます。那覇市の国際通りでは「琉球王朝絵巻行列」が催されます。首里城公園では、古式行列、国王・王妃出御、琉球芸能公演などが催されます。

令和6年首里城復興祭の見どころ・ハイライト

「首里城祭」は、首里城がある首里城公園と那覇市国際通りを舞台に琉球王朝時代の栄華を再現する、恒例イベントです。「首里城祭」は、正殿完成までは「首里城復興祭」と改称して開催されます。

那覇市の国際通りでは、「琉球王朝絵巻行列」が催されます。現代版にアレンジされた冊封使の歓迎行事として国王や王妃、冊封使、伝統芸能団などが煌びやかな衣装で練り歩きます。

首里城公園では、古式行列、国王・王妃出御、琉球芸能公演などが催されます。また、普段は立ち入れない復元工事区域での「首里城復興特別見学ツアー」も実施されます。

2023年、4年ぶりに琉球王国の華やかな行列が那覇市国際通りで再現されたことに続き、2024年も開催されます。

琉球国王・王妃の行列をはじめ、当時の衣装を着た中国の使者「冊封使」の行列、そして伝統芸能のエイサー隊行列や旗頭などの伝統芸能行列が続き、総勢約400名による壮観な世界が繰り広げられます。

「古式行列」は、琉球王国時代に国の安寧と農作物の豊作を祈願するため、お正月の3日に、国王が3つのお寺を参詣する儀式「国王御三ヶ寺参詣」の行列を再現したものです。

11月3日（日）のお昼すぎに琉首里城公園を出発し、首里城下を練り歩きます。

※古式行列の出発は奉神門から。
※首里城正殿前御庭から観覧する場合は入館料金が必要。
※古式行列の詳細は、首里振興会を参照。

過去開催時の古式行列の様子

鮮やかな衣装に身を包んだ国王と王妃が首里城公演の奉神門前に登場します。

※奉神門（ほうしんもん）は、「御庭（うなー）」に入る最後の門です。朱色の3つの門のうち、中央の門は国王や中国からの冊封使（さっぽうし）等限られた身分の高い人だけが通る門で、それ以外の役人は両側の門から入城したそうです。

復元途中の正殿が間近で見学できる特別見学ツアーが実施されます。普段は入ることができない復元工事区域に入り、復元途中の正殿を見学できる貴重な機会です。

応募定員に達したため、応募は既に締切となっています。

11月3日（日）・4日（月・休）の2日間、首里城公園の下之御庭（無料区域）にて、観覧無料の琉球芸能公演が催されます。

2024年11月3日（日）は、令和の首里城復興を祈念して結成された「甦る首里城を守る会」による伝統芸能が披露されます。

2024年11月4日（月・休）は、沖縄の伝統芸能「組踊」を現代的な音楽や振付、セリフでアレンジした創作芸能「現代版組踊」が披露されます。

日時：11月4日（月）①13:00～　②14:00～　③15:00～　④16:00～
※各回30分程度

2024年11月2日（土）～11月4日（月・休）の3日間、首里城公園の駐車場は予約制となります。

※イベント期間中は首里城公園周辺で交通渋滞が予想されます。公共交通機関の利用を推奨。

首里城アクセス: ＊ゆいレール「首里駅」下車、徒歩約15分で守礼門。
＊首里駅から路線バス・首里城下町線7番、8番に乗車、「首里城前バス停」下車、徒歩約1分で守礼門。
＊アクセス詳細　アクセス – 首里城公園
＊11月2日（土）12:00～15:00、国際通りで交通規制が行われます。
＊11月3日（日）12:30～20:00山川交差点から鳥掘交差点まで交通規制が行われます（山川交差点から当蔵交差点までは18:00まで）。