2023年11月4日(日)、宮古島空港近くのJTAドーム宮古島にて、「第22回クイチャーフェスティバル」が開催されます。宮古の各地域に伝わる伝統的なクイチャーや個性あふれる創作クイチャーなどが披露されます。
第22回クイチャーフェスティバル2023の見どころ・ハイライト
「クイチャー」は、神への祈りや喜びの気持ちをこめて踊る、宮古島の伝統芸能です。「クイチャーフェスティバル」は、その集団舞踊・クイチャーの祭典です。
宮古島市出身のシンガーソングライターの下地暁さんが島の伝統文化であるクイチャーの発掘、保存継承を目的に立ち上げたイベント。毎年11月第1日曜日の午後から夜にかけて開催されます。2002年に初開催され、2023年で第22回目を迎えます。
宮古島に伝わる民謡・踊りであるクイチャーは、「ニノヨイサッサ」のかけ声とともに円陣を組み、手足を振り、声を合わせて進みながら集団で踊ります。「声(クイ)」を「合わせる(チャー)」からクイチャーと呼ばれています。主に五穀豊穣や雨ごいなどの様々な場面で踊ります。。
14世紀中頃、目黒盛豊見親(めぐろもり とよみや)が宮古全島を統一した際、踊り部(ぶどりぶ)を制定したのが始まりと言われています。
都の各集落に踊り継がれており、人頭税廃止のクイチャー(漲水のクイチャー)が最も有名です。
クイチャーフェスティバルでは、地域の団体ごとに特色歌や踊りを一度に見ることができます。一団体の演舞時間は約4分ほど。伝統的な舞いや、現代的なアレンジをほどこした創作クイチャー等、様々。それぞれの違いや個性を楽しむことができます。
例年、フェスティバルの中間と後半に、観客も一緒になって全員でクイチャーを躍るコーナーも用意。初めての人も参加することができます。
出演
【伝統芸能の部】
- 比嘉民俗芸能保存会
- 宮国民俗芸能保存会
- 漲水クイチャー保存会
- 下地クイチャー保存会
- 荷川取クイチャー保存会
【唄三線】
- 宮古民謡協会
- 平良裕明民謡研究所
【創作芸能の部】
- 宮古島創作芸能団んきゃーんじゅく
- 新羅 with ぶどぅれサンガ
- Saori dance school ジュニア部門
- Saori dance school 一般部門
- Get on Up
【スペシャルパフォーマンスゲスト】
- 宮沢 和史
- 下地 暁
- 大城 クラウディア
- 下地 美波
- 益子 侑
※イベントの開催情報は変更になる場合があります。必ず公式サイトなどでご確認ください。
JTAドーム宮古島の詳細地図
クイチャーフェスティバルの最新情報
過去の「クイチャーフェスティバル」の様子(動画ファイル)
第22回クイチャーフェスティバル2023の概要
- 開催日時
- 2023年11月4日(日)開場16:00~、開演17:00~
- 会場
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沖縄県宮古島市 JTAドーム宮古島
住所:〒906-0013 沖縄県宮古島市平良下里2511−35 - アクセス
- *宮古島空港から徒歩約10分。
- 入場
- テーブル席(飲食可)1席1500円(高校生以下の方も含む)。
芝生席(飲食不可)1席1000円(高校生以下無料)
※入場チケットの購入は、プレイガイドまたは、当日会場にて。 - 主催
- クイチャーフェスティバル実行委員会
- 公式サイト
- クイチャーフェスティバル
- クイチャーフェスティバル実行委員会