2025年9月22日(月)・23日(火)の2日間、今年も北大東島にある大東宮、および北大東村内全域で、島最大の行事「大東宮例祭」が開催されます。
大東宮例祭の見どころ・ハイライト
「大東宮例祭」は、沖縄県の最東端の離島、北大東島に位置する大東宮の例祭です。年間を通じて、北大東島の最大の行事として、毎年9月22日・23日の2日間、村をあげて開催されます。主催は北大東村祭典奉讃会です。
沖縄本島の東、約360kmにある北大東島は、那覇から飛行機で約1時間。沖縄最東端に位置しており、沖縄県内で最も早く朝日が昇る島として知られています。
9月22日は前夜祭、9月23日は豊年祈願式典が行われます。神事式典後には、大東宮境内に設けられた土俵で奉納相撲が催されます。八丈島からの開拓民と沖縄本当からの移住者の文化が融合した独特のお祭りが繰り広げられます。
北大東島にある「大東宮」は、1903年(明治36年)に創建された神社。主祭神は天照大神です。
南大東島では、毎年9月22日・23日に南大東村豊年祭が開催されます。
【前夜祭 9月22日】
初日の9月22日は前夜祭つぃて、山車と神輿巡業が行われます。山車の上で太鼓ばやしや鐘が奏でられる中、一般、中学生、小学生による三基の神輿が大東宮を出発します。
「わっしょい!わっしょい!」の掛け声と共に、神輿は製糖工場、農協、村役場等を練り歩きます。
夜には、打ち上げ花火や奉納演芸が催されます。地元民や本島からの芸能団による余興が披露され、お祭り気分を盛り上げます。
2024年開催時の大東宮祭 御神輿
【9月23日】
2日目の9月23日は、大東宮で豊年祈願の式典が行われます。式典後は、大東宮境内に設けられた土俵で奉納相撲が催されます。
奉納相撲は、江戸相撲と沖縄角力の2つが取られ、八丈島からの入植者と沖縄からの移住者の文化が融合した独特の祭事を体現しています。小学生、中学生、一般の部などに分かれて、江戸相撲と沖縄角力が行われます。迫力ある取り組みに観衆が沸きます。
2024年開催時の大東宮祭 奉納相撲
大東宮の詳細地図
※イベントの開催情報は変更になる場合があります。必ず公式サイトなどでご確認ください。
過去の「大東宮例祭」の様子
2025年 大東宮祭の概要
- 開催日時
- 2025年9月22日(月)・23日(火)
- 会場
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大東宮および北大東村内全域
(〒901-3902 沖縄県島尻郡北大東村字中野) - アクセス
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* 空路:那覇空港から琉球エアコミューター(RAC)が1日1便往復運航。所要時間約1時間。
* 海路:那覇泊港より大東海運(Tel:098-861-0515)が南大東島・北大東島を巡る貨客船を運航。北大東島ではクレーンで乗降します。所要時間約1時間。
* アクセス詳細 アクセス – 北大東島観光ナビ
*北大東空港から大東宮まで車で約8分。 - 入場
- 無料
- 主催
- 北大東村祭典奉讃会
- 問い合わせ
- 北大東村役場 Tel:09802-3-4001
- 公式サイト
- イベントカレンダー – 北大東村
- 北大東島観光ナビ