奥武山公園の丘の上に鎮座する「沖宮」

奥武山公園の丘の上に鎮座する「沖宮」
沖宮の年末年始イベント
沖宮の概要

奥武山公園の丘の上に鎮座する「沖宮」

那覇市の奥武山公園にある丘の上に鎮座している沖宮（おきのぐう）は1451年に建立、1975年に再建された琉球王国時代からの神社です。

琉球八社の一つで、その創建は源為朝公時代とされています。天照大御神・熊野三神をお祀りしており、国家安穏・五穀豊穣・陸海交通安全の神船玉神として尊崇されてきた神社です。

琉球八社は、琉球王国時代に王府から特別の扱いを受けた8つの神社を指します。具体的には、波上宮（なみのうえぐう）、沖宮（おきのぐう）、識名宮（しきなぐう）、普天満宮（ふてんまぐう）、末吉宮（すえよしぐう）、安里八幡宮（あさとはちまんぐう）、天久宮（あめくぐう）、金武宮（きんぐう）の八社です。

拝殿へと進む階段の入り口に正面鳥居があります。公園内には護国神社も鎮座しており、国道58号線沿いにある大きな鳥居は護国神社の一ノ鳥居になります。

鳥居の階段を登ると、拝殿があります。拝殿に正対して、左手に授与所があります。御朱印や御守りなどを拝受出来ます。沖宮は御朱印の種類が多く、境内の拝所などが描かれた物や空手発祥の地を取り入れた御朱印などがあります。また、お守りやおみくじも数種類あります。自分に合った御守りを拝受できます。

参照　御守・御札遥拝御朱印御朱印帳

なお、奥武山公園の中には、沖縄県内で一番、初詣の参拝をする方が多い、沖縄県護国神社もあります。

沖縄県護国神社の年末年始、年越し・初詣情報

那覇市の奥武山公園の中心に鎮座する「沖縄県護国神社」の年末年始、年越し・初詣情報。

沖宮の年末年始イベント

【大祓式】

2024年12月31日（火）の15時より、一年の罪・けがれを祓い浄める「大祓式」が執り行われます。

初穂料：沖宮奉賛会会員1,000円、一般1,500円
お問い合わせ　Tel：098-857-3293

当日にご参列が出来ない方でも、12月1日（日）より、穢れを移す「人形（ひとがた）」を授与しています。

【沖宮秘祭天岩戸開き-フィーバーナイト】

2024年12月31日（火）大晦日の夜、沖宮参道沿いの特設ステージにて、特別新企画のチャリティーイベント「天岩戸開き-フィーバーナイト」が開催されます。天岩戸伝説のように、音楽に合わせて歌って踊る、年末カウントダウン音楽イベントです！

イベント当日は、DJ KO-KIをはじめとする実力派アーティストによるスペシャルライブパフォーマンスが繰り広げられます。

会場には、多彩な屋台が出店します。年越しそばや沖縄グルメなどを味わいながら、特別な年越しの時間を楽しむことができます。

イベント収益の一部は「ベビーの命と健康を守る」活動を行う「一般社団法人教育ステーションつむぎ」への支援として活用されます。

今年も大晦日の夜20時から、沖宮参道沿いの沖宮横丁で「振る舞い年越しそば」が実施されます。
※沖宮横丁の2025年お正月の営業は、2025年1月1日（水）～3日（金））09:00〜20:00、2025年1月4日（土）～5日（日）11:00〜20:00。参照　沖宮横丁

【日時】2024年12月31日（火）20時～24時　※雨天決行
【場所】沖宮参道沿い特設ステージ
【チケット】前売り1,500円　沖宮秘祭天岩戸開き-フィーバーナイト
当日2,000円

※20歳未満の方は、入場できません。身分証明書による年齢確認有り。

※会場への飲食の持ち込みは出来ません。
※当イベントは秘祭の為一切の口外、撮影禁止。

【年末年始の参拝（開門）時間】

2025年1月1日（水）大晦日〜24時間
2025年1月2日（木）24時間
2025年1月3日（金）24時間
2025年1月4日（土）前日〜22時閉門（御祈祷受付は21時まで）
2025年1月5日（日）前日〜21時閉門（御祈祷受付は20時まで）

【2025年（令和7年）新春祈願】

沖宮では、メールで新春祈願の受付を行っています。公式サイトから「新春祈願申込書」をダウンロードし、必要事項を記入して送信します。

新春祈願申込書 – 令和７年　新春祈願

※情報は変更になる場合があります。必ず公式サイトなどでご確認ください。

沖宮の年末年始の最新情報

沖宮 Okinogu

沖宮の由来

由来は、当初は霊木が祀られていたそうですが、主な御祭神は、天照大御神と熊野三神です。

沖宮の御祭神は、はじめ霊木が祀られていたという
一七一三年琉球王府発刊の「琉球国由来記」によると、那覇港に光り輝くものがあり、奇瑞奇妙に思われた時の琉球国王が探索させたところ、引き上げられた枯木は尋常ならざる木で、「これぞ蓬莱の霊木なり」と社寺を建て祀った。
以降、那覇港にご鎮座する航海安全の神として国王を始め広く人民に崇敬されたという
由緒・歴史