令和5年（2023年）首里城復興祭 / 那覇市・首里城公園、那覇市国際通り

2023年11月3日（金・祝）～5日（日）の3日間、那覇市の首里城公園、および那覇市国際通りにて、「2023年首里城復興祭」が開催されます。

令和5年首里城復興祭の見どころ・ハイライト

「首里城祭」は、首里城がある首里城公園と那覇市国際通りを舞台に琉球王朝時代の栄華を再現する盛大なお祭りです。「首里城祭」は、正殿完成までは「首里城復興祭」と改称して開催されます。

首里城公園では、古式行列、国王・王妃出御、琉球芸能公演などが催されます。また、普段は立ち入れない復元工事区域での「首里城復興特別見学ツアー」も実施されます。

那覇市の国際通りでは4年ぶりに「琉球王朝絵巻行列」が催されます。現代版にアレンジされた冊封使の歓迎行事として国王や王妃、冊封使、伝統芸能団などが煌びやかな衣装で練り歩きます。

その他、王冠・阿麻和利兜を作るペーパークラフト体験や正殿ぬりえ体験など、キッズ向けのプログラムも用意されています。

「古式行列」は、琉球王国時代に国の安寧と農作物の豊作を祈願するため、お正月の3日に、国王が3つのお寺を参詣する儀式「国王御三ヶ寺参詣」の行列を再現したものです。

11月3日（金・祝）のお昼すぎ、琉首里城公園を出発して、首里城下を練り歩きます。

※今年度の古式行列の出発は奉神門から。
※首里城正殿前御庭から観覧する場合は入館料金が必要です。
※古式行列の詳細は、首里振興会にて。

昨年開催時の古式行列の様子

鮮やかな衣装に身を包んだ国王と王妃が首里城公演の奉神門前に登場します。

※奉神門（ほうしんもん）は、「御庭（うなー）」に入る最後の門です。朱色の3つの門のうち、中央の門は国王や中国からの冊封使（さっぽうし）等限られた身分の高い人だけが通る門で、それ以外の役人は両側の門から入城したそうです。

4年ぶりに、琉球王国の華やかな行列が史実をもとに那覇市国際通りで再現されます。

琉球国王・王妃の行列をはじめ、当時の衣装を着た中国の使者「冊封使」の行列、そして伝統芸能のエイサー隊行列や旗頭などの伝統芸能行列が続き、総勢約350名による壮観な世界が繰り広げられます。

復元途中の正殿が間近で見学できる特別見学ツアーが実施されます。普段は入ることができない復元工事区域に入り、復元途中の正殿を見学できる貴重な機会です。

※ヘルメット着用のため、小学5年生以上が対象。

※入場料が必要です。

応募定員に達したため、応募は既に締切となっています。

2023年11月3日（金・祝）・4日（土）の2日間、首里城公園の下之御庭（無料区域）にて、琉球芸能公演が催されます。もちろん観覧無料です。

2023年11月3日（金・祝）、令和の首里城復興を祈念して結成された「甦る首里城を守る会」による伝統芸能が披露されます。

2023年11月4日（土）、沖縄の伝統芸能「組踊」を現代的な音楽や振付、セリフでアレンジした創作芸能「現代版組踊」が披露されます。

日時：11月4日（土）①13:00～　②14:00～　③15:00～　④16:00～
※各回30分程度

2023年11月3日（金・祝）～11月4日（土）の3日間、一般車両の首里城公園駐車場は利用できません。

首里城復興祭の開催期間中は、公共交通利用促進や周辺道路の渋滞緩和を図るため、無料シャトルバスが運行します。

【運行区間】: 1.首里駅　⇔　首里城公園
2.イオン南風原店　⇔　首里城公園
※途中下車はできません。
【運行時間】: 11月3日（金・祝）・11月4日（土）・11月5日（日）08:00～19:00
※イオン南風原店最終出発便は16:30。
※首里駅最終出発便は17:00。
※首里城公園最終出発便は18:00
※約15分間隔で運行（交通状況等によって遅れる場合があります）。